ソラの母は桃が好きだったと聞いて、桃を探し回っていたグクポンが帰ってくる。ありがたく思いつつも安心したソラだったが、シルの電話により彼は家族なのだと実感する。一方、外回りのついでに両親が営む店に立ち寄ったドゥシク。するとそこには会社を休んでいるはずのジウンがいた。ドゥシクはジウンが近所に住んでいることを知り、ジウンもまたよく通っている店の店主がドゥシクの両親だったと知る。恥ずかしさを感じたジウンは、そのまま店を飛び出す。

グクポンとキスをして、うれしくてたまらないソラ。一方ジェソンは、ソラにグクポンの正体を言うべきだと考え、朝早くソラの家へ行く。だが、現れたのはグクポンだった。ジェソンとグクポンの２人は、自分だけが知っているソラの姿を話して張り合うのだが、そこにソラがやって来る。寝ていると、ホンジョがベッドに潜り込んでくると聞いて不快に思ったジェソンは、ホンジョの中性化手術はいつにするのかと聞く。

ソラは携帯を持ってないグクポンのために、プレゼントしてあげようと彼を連れて携帯ショップへ来ていた。店員に書類は本人が書くよう言われて戸惑いつつもペンを握るのだが、そこに拙い字で“ホンジョ”と記入をする。ふざけているのかとソラに詰め寄られ本当のことを話そうとした次の瞬間、信用情報に傷がついていて本名を書けないのだとソラは早合点する。

駅のホームでシルからの電話を取ったソラは、グクポンが既に家に来ていると言われて驚く。ソラはホームのアナウンスがうるさくて聞き間違えたのかと思い、そばにいるグクポンに聞く。すると自分はパン・グクポンではなくてホンジョだと言われる。何が何だか分からないソラ。ジェソンがソラを追って電車に一緒に乗り、３人でスピョンの元へと向かう。無事にスピョンの住む町に着くが、バス停でグクポンがいなくなってしまい…

夕暮れの海でホンジョとソラは再会する。ソラは自分がそばにいることで、ホンジョが猫から人間の姿に変わるという事実をまだ受け入れられずにいた。一方、ドゥシクとジウンの恋も動き始める。会社からの帰り道、一緒のバスに乗った２人はドゥシクの両親の店で夕飯を食べることに。そんな中、ジェソンと話して頭の中を整理していたソラは、昔マフラーを巻いてあげた男の子がホンジョなのだと気付く。

グクポンだと思っていた人がホンジョだったと知り、ソラは複雑な心境になる。１人暮らしで猫を飼うのは大変だと思ったスピョンは、面倒を見るから置いていけと言う。ソラはホンジョを連れて帰るが、しばらくジェソンの家で預かってもらうことに。そんな中、ジェソンとホンジョは自分たちが助けた猫の引き取り手を探すのだが、なかなか見つからない。そこでジェソンは父親に頼んでみようと考え、久しぶりに会いに行く。

仕事から帰ってきたソラの顔色が良くないのを見て、人間のホンジョは彼女を心配する。ホンジョの携帯に保存されていた写真を見たソラは、自分がつらい時にいつもそばにいてくれたのはホンジョだったのだと気付く。ソラの体調がどうしても心配なホンジョは、こっそり部屋に入り、ソラの体が冷えないよう身の回りの世話をする。

人間の姿にならないホンジョが心配で、ソラは動物病院に連れていく。特に異常はないがどこが悪いのかと聞かれて複雑な心境になるソラ。翌日、ホンジョは無事に人間になる。ソラはホンジョを連れて水族館へ行く。魚を見て楽しそうなホンジョの姿にソラは満足する。そしてソラは、ホンジョにバッグを買い、ペアで持つことにする。一方、ドゥシクはソラとジェソンを店に呼び、両親の前でジウンとつきあっていると発表する。

雨が降る中、バス停でソラの帰りを待っていたホンジョ。ホンジョの事情を知らないソラは、待たないでと冷たい言葉を放ってしまう。プロジェクトも無事に終わり、会食をしているとある日、ソラの携帯に１本の電話がかかってくる。電話に出ようと携帯をバッグの中から取り出した瞬間、手鏡が落ちて割れてしまい不吉な予感が…

ホンジョが人間になる姿を見たアニマルホーダーの男は、ホンジョを連れ去ろうとする。ホンジョを奪われたソラは思わず男の車に乗り込み、車の中でもめる。車を走らせる男と、その後を追うジェソン。路地を走る車は、エンストした車が道を塞いでいるせいで動くことができない。その車に乗っていたのは、日の出を見に行ったはずのドゥシクとジウンだった。結局、無事に男から逃げることができて一件落着するのだが…

ホンジョの姿が見えなくなり不安になったソラは、インタビューも受けずにその場を飛び出してしまう。その時ホンジョは、ソラのためにネックレスを買っていたのだった。ウェブ漫画の連載がじきに終わりを迎えるというのにアイデアが浮かばず行き詰まっていたソラ。ホンジョも猫の姿のままで、人間になってくれず寂しくなる。そこへジェソンたちが遊びに来て…

ユナと仲のいいナリに対し、皆でランチを食べようと言って近づいてくるクラスメイトのスビン。しかし、ユナに無視されたスビンはナリを爪弾きにし始める。ユナはナリに代わってスビンに仕返しをするが…

仲間たちと部活の面接を受けたナリは、1人だけ不合格になってしまう。そんなナリに対し、一緒に編み物部に入ろうと誘うジニョク。編み物部に入ったナリと部長のスンジュンは徐々に距離が縮まっていくが…

スンジュンはソンジに告白をするも振られてしまう。するとソンジがイェスルの彼氏を奪ったといううわさが広まってしまう。うわさの真相を知ったユナは、直接本人に誤解を解いてくるようソンジに勧めるが…

ソンジの一件で親しくなったと思ったが、ナリのことばかり気に掛けているユナは他の仲間に心を開かない。ナリとミレはそんなユナのために、ソンジとユナの仲を取り持つ作戦を立てる。一方、ナリとミレはウギョンと一緒にカラオケへ行くが…

ミレに嫉妬したクラスメイトが、掲示板にミレの悪口を書き込んだ。誹謗中傷のコメントに傷ついたミレは、嫌がらせをしてきたクラスメイトを訴えてしまう。クラスメイトたちは態度を一転させて謝罪するが、ミレはそれを受け入れない。一方、ナリはジニョクに告白されて…

彼氏が出来たことをおずおずとユナに報告するナリと、それを聞いて寂しがるユナ。ナリは、2人の仲を邪魔してくるユナと距離を置くことを彼氏に提案する。しかし、このままでもいいという彼氏にナリは違和感を覚えて…

ナリはジニョクが自分を利用してユナに近づこうとしていたことを知って落ち込む。そんなナリを心配するユナに、ナリは中学時代の一件を持ち出して絶交を告げるが…

ユナとナリのけんかを機に、クラスメイトたちは再びナリを爪弾きにし始める。邪険にされるナリを見たミレは、ユナに対し心からナリに謝ったことがあるかと尋ねるが…

幼い頃、いつもそばにいてくれたナリが支えになっていたユナ。中学時代、別の友達が出来たナリを妬んで疎遠にしたことを思い出す。ナリと和解する方法に頭を悩ますユナだったが…

文化祭の準備も大詰めを迎える中、他の女子と親しくしているウギョンを見たミレは落ち込んでしまう。一方、ユナは文化祭でナリに本音を打ち明けて和解するが…

中学時代、仲間はずれにされていたスビンは、ユナと親しくなったナリを憎んで爪弾きにした。そんなスビンをかばうナリの姿をスビンが目撃する。一方、ユナの家に集合したナリとユナは一生友達でいようと誓うが…

2020年、イガンの頼みで山に入ったダウォンが行方不明になる。レンジャーらは必死でダウォンを捜すが、血にまみれたダウォンの携帯が発見される。その携帯に録音されていたある人物との会話を聞いたイガンは衝撃を受ける。ダウォンの死亡が確認され、ダウォンがデジンの手袋を握っていたことから、デジンは警察へ連行される。

2019年、智異山ではケーブルカー設置推進の署名活動が行われる。デジンはゲヒに会いに行き、ヤン・グンタクが戻ってきたことを伝える。そして、ゲヒはグンタクに、コムンダリゴル村の一件を忘れたのかと警告する。一方、家に帰ったイガンはムンオクから、不吉なことが起こるのでコムンダリゴルには近づかないよう言われる。

智異山にあった廃村にまつわる動画がネットに上がる。その動画は何者かに追われるようにして途中で切れてしまっていた。配信者を心配したイガンとヒョンジョは山へ捜索に向かうのだが、闇の中で怪しい光につけ回される。一方、偶然ウンスンは配信者を発見するも、配信者は混乱した様子で火の玉を見たと言っていて…。

光に追われ、洞窟に逃げ込んだイガンとヒョンジョは、その洞窟の中で倒れている女性を発見する。低体温症で危険な状態である女性を助けるべく、急いで山を下りようとする２人だったが、何度も同じ道に出てしまい、途方に暮れる。そこへ助けにやってきたグヨンとイルヘが現れる。一方、ヘドン分所に遭難通報が入り…。

2020年、デジンの面会に行ったイガンは、ダウォンが死んだ日にチョンムク谷にいた理由を聞こうとする。そして、デジンからイルヘに会えと言われたイガンは、イルヘを呼び出す。真実を突き止めたいイガンとイルヘは、ダウォンが殺害された日に山にいたグヨンを疑い、証拠を捜しに山へ行こうとグヨンを誘う。３人は山へと向かうが…。

2019年、夏季災害対策のワークショップが開かれ、水害事故を防ぐために細心の注意を払うよう、注意喚起がされる。そんな中、1995年に起きた水害事故の慰霊祭が行われ、そこに飾られていたヘドン村の民間消防隊の写真を見たヒョンジョは、とある疑問を抱く。そして、調べていくうちに思いがけない真実を知ることになる。

智異山の頂上に雲がかかり、集中豪雨が発生する。レンジャーらは取り残された人々を助けるために山へ向かう。イガンが発見した遭難者は1995年の水害の被害者で、自分の両親と一緒に待避所にいた人だった。一方、グヨンから支援の要請があり、出動経験のないヤンソンが取り残された女性を救うため山へ向かう。

1995年の水害で両親を亡くしたイガンは、本当は自分のせいで自殺したのではないかという気持ちが消えないでいた。しかし、イガンは遭難者と話をしているうちに、自分の両親は死ぬために山へ行ったのではないと知る。そんな中、雨も落ち着き、一段落したレンジャーたち。グヨンはヤンソンが救助に向かったことを知り…。