ソナはサンヒョクに、ジェギョンに復讐したらセビョクを引き取って３人で暮らそう、セビョクの居場所を教えてと頼むが、サンヒョクは考えてみると言うばかり。マルジャを訪ねてソナとサンヒョクの関係を問い詰めるヘランだが、マルジャは悪いのはあなたの娘だと開き直る。セビョクの行方を探して、ソナとジェミンはセビョクの入院した病院を訪れる。

ソナに問い詰められたマルジャは、実はセビョクは生きていて養子に出されたのだと言ってしまう。ソナはサンヒョクを問いただすが、海外に移民に出した、正式な機関を通したものじゃないので自分も養子先を知らないとサンヒョクはごまかす。サンヒョクの言葉を信じられないソナとジェミンたちは養子縁組のブローカーを調査することにするが…。

養子縁組のブローカーを探し出したジェミンはセビョクの情報を得ようとするが、よく分からないと言われる。ブローカーは、ジェミンが現れたことをジェギョンに伝える。ソナとシャロンが同一人物と知らないジェギョンは、ジェミンがなぜそこまでするのか理解できない。ヘランはジェギョンに、今日はお客様を呼んだと言う。そこに現れたのは…。

ジェギョンは、血を分けた親だから父は私を許す、でも夫婦は他人、あなたの不倫を許すかしらとヘランを脅す。では試してみようかしらと返すヘラン。２人の神経戦は続く。ジェギョンから口止め料をせしめたブローカーは、セビョクの資料は養父母からの依頼で破棄したとジェミンに告げる。一方、ジェミンとソナが楽しそうに話す姿を見たヘランは…。

ついにシャロンとソナが同一人物だと気づいたヘランは、韓屋ベーカリーに行きソナを問い詰める。ソジュンやボクスンが事情を説明してもヘランの怒りは収まらない。駆けつけたジェミンはヘランに、ソナを愛していると告白する。一方ジェギョンは、ヘランの不倫の証拠を捏造しろとスチョルに指示する。ヘランは母親じゃなく父の女だと言い切るジェギョン。

ジェミンの頼みで、ヘランはシャロンの正体をテグクには言わないでおくが、家ではシャロン（ソナ）につらく当たる。ヘランは、ソナへの同情心を愛だと錯覚しているのだと言ってジェミンを説得しようとするが…。一方、ジェギョンとジェミンの双方から金をせしめるつもりのブローカーは、言を左右にしてセビョクの資料をジェミンに見せない。

エビを食べたテヤンが、アナフィラキシーショックで入院する。同じアレルギーを持つソナは病院に行き、テヤンの体にセビョクと同じ場所にヤケドの後を発見する。まさかテヤンがセビョクなのか…。親子鑑定をしてテグクに告げると問い詰めるソナに、サンヒョクは耐えられず真実を口にする。グムドクがブローカーの事務所から決定的な証拠を見つける。

セビョクを返せて叫ぶソナに、犯罪者の息子でいるより会長の孫になる方がセビョクは幸せだと居直るジェギョン。たまらずソナはジェギョンに飛び掛かる…。ヘランは、テヤンの件をテグクに言わないでくれと哀願するサンヒョクを罵倒し、いま口をつぐんでいるのはジェミンのためだと答える。ジェミンは、セビョクを取り戻せるか弁護士に相談するが…。

ジェミンはソナとテヤン（セビョク）の親子鑑定を依頼する。それを知ったジェギョンは、封筒の中の検体を入れ替えるが、それは妨害を予想してジェミンが準備した偽の鑑定依頼書だった。ジェミンの発案でテヤンを連れてシャロン（ソナ）と３人で遊園地に行くことになる。ソナと会うのではと不安になったジェギョンは、サンヒョクに尾行を頼む。

親子鑑定の結果が出た。テグクに告げに行くと言うソナに、ジェギョンは涙を流してやめてくれと訴える。ソナは、ジェギョンを母と思うテヤンの心情を考えて、母だと名乗るのは待つことにする。まず自分の冤罪を晴らすこと先だと考えるソナ。ヘランが、テヤンの血液型がＯ型ＲＨマイナスだと言い出す。ジェギョンはＡＢ型、サンヒョクはＢ型だった。

資金繰りに困ったジェギョンは、所有する絵画をオークションに出す。それをシャロンが20億で落札した。喜ぶのもつかの間、会場から絵が盗まれシャロンは金を出すのを拒否する。泣き叫ぶジェギョン。ジェギョンはスチョルを相手に酒を飲み泥酔する。サンヒョクは送ってきたスチョルに、お前がジェギョンに気があるのは目を見れば分かると言い放ち…。

ソナ（ビンナ）は母であるヘランに電話をかける。お互いの正体を知らないまま、会いたいと言うヘラン。ソナは私も会いたいけど、その前に解決すべき問題があると言って電話を切る。ソナがビンナだと知るジェギョンは、ヘランがビンナと電話していることを知る。ソナが実の娘だとヘランが知ることを、何としても防がねばならないジェギョンは…。

ついにヘランは、シャロンの名前で居座るソナを家から追いだした。サンヒョクはソナの荷物を持ってソナを訪ね、次は俺が追い出される番だと言う。ジェギョンの犯罪を証明する証拠を渡してと要求するソナに、サンヒョクはグムドクを紹介してくれと頼む。その頃、マルジャのチキン店にいたグムドクは、マルジャが不動産詐欺に遭いそうなのを知るが…。

マルジャとヘンシルは、不動産詐欺で全財産を盗られる。ショックで病院で寝込む２人。ヘランはグムドクの調査事務所を訪れ、そこにソナがいるの見かける。ビンナもソナやジナのように、グムドクの下で危ない仕事をしているのではと心配するヘラン。テヤンのおもちゃの中からノートが見つかる。それはジェギョンが盗み出したゴップンのノートだった。

ジェギョンが引き裂いて捨てたノートを見て、ヘランはソナこそがビンナだと知る。ゴップンの納骨堂に詣でるソナの後をつけたヘランは、ヘランの口からポン・ビンナとして生きると言う言葉を聞き確信する。そして、これまで自分がソナにした仕打ちを思うと、涙がこぼれ落ちた。サンヒョクとソナが、テヤンを連れて実家にいることを知ったジェギョンは…。

ヘランはわが子ビンナ（ソナ）を苦しめたジェギョンとサンヒョクへの復讐を誓う。しかし、ソナの身の安全を考えて母親だと名乗るのは待つことにした。一方、ジェギョンとサンヒョクが会社の金を着服している証拠をつかんだジェミンはテグクにそのことを訴える。激怒したテグクはジェギョンを呼び出し問い詰めるが、ジェギョンの口から出たのは…。

弁護士がソナを訪れ、実父ポン・マンシクの遺産を相続し、ジェイキャピタルという会社の所有者になったと告げる。突然の話にソナは困惑する。一方、テグクの怒りに触れたジェギョンとサンヒョクは、テヤンを置いて家を出ていくことになる。２人はサンヒョクの実家でマルジャと同居するしかない。張り切るマルジャだが、さっそく嫁姑の争いが勃発して…。

ソナはジェイキャピタルのカン社長から、本社はテグク製菓の大株主で、ソナが望めばテグク製菓の理事になることも可能だと聞かされる。ジェイキャピタルの実質的なオーナーのヘランは、専用車と法人カードを渡されるソナを陰から見守る。ジェギョンは、ソナに通販番組への出演を依頼しに来た作家と出会う。これをチャンスだと思ったジェギョンは…。

テヤンがセビョクではないかと疑うヘランは、ソナとジェギョンがテヤンのことで言い争うのを聞きそれは確信に変わる。ヘランは実の孫テヤンをソナの手に取り戻させると誓う。通販番組に出演したジェギョンは、番組が好評でテグク製菓の株価も株価も上昇、テグクはジェギョンの復職を考える。一方、ソナはテグク製菓の理事になる決心をする。

テグクはジェギョンの復職を決める。ジェイキャピタルはテグク製菓の大株主なのにその正体が分からない。警戒感を強めるテグクは、今度の臨時株主総会には委任状ではなく代表理事を出席させるよう指示する。シャロンと偽装結婚したジェミンは、今でもソナの夫のつもりでいる。ソナに好意を抱くソジュンは、そんなジェミンの態度が気に入らない。

ソナはジェイキャピタルの新代表理事として会社に姿を現す。驚愕の表情を浮かべるテグクとジェギョン、ヘランとジェミンは満足の微笑みを見せる。理事候補となったソナに対し、ジェギョンは自分も理事として立候補すると宣言、臨時株主総会で理事選任の投票が行われることになる。ソナは票集めのため筆頭株主を訪ねるが、ジェギョンがその場に現れ…。

臨時株主総会の当日、会場に向かおうとするソナにマルジャから電話がかかる。テヤンが大ケガをしたというのだ。もちろん、ソナを会場に来させないジェギョンの企みだった。ソナ抜きに次々と議案は可決され、理事選任の投票が始まる。ソナが会場に駆け付けたのは投票が終わった後だった。会場から出てきた筆頭株主は、ソナに遅いと叱りつけるが…。

理事に当選したソナは、グローバル企業として飛躍するためには内部の不正を正すべきだと主張。収賄、業務上横領、着服を行った人物の資料を確保しているので警察に通報すると言う。テグクはその前に内部監査をすべきだと抵抗するが…。まずレシピ流出事件での証拠映像が提出され、警察も捜査に乗り出す。サンヒョクはたまらずソナを訪れて…。

テヤンがバイクに轢かれそうになり、かばったジェギョンはバイクと衝突し倒れる。テヤンを守ったジェギョンに対し、初めて感謝したと言うソナだが…。頭を打ったジェギョンはこの４年間の記憶を失い、ゴップンを殺害する以前のことしか覚えていなかった。記憶のないジェギョンを相手に罪の追及は保留となり、ソナもジェミンも納得がいかない思いだ。

サンヒョクは、ジェギョンが記憶を失ったままならソナとやり直せると復縁を迫り、激怒したジェミンに殴りつけられる。バイクを運転していたのはスチョルで、ジェギョンの命令でソナを怖がらせる目的だったが、今のジェギョンはそのことも分からない。ソナはジェギョンの犯罪の証拠を手に入れる目的で、復縁を求めるサンヒョクに接近するが…。

ソナがビンナだと言う事実を、ヘランが知っていることにジェギョンは気づき動揺する。サンヒョクはソナに、ギテク殺しの証拠となるジェギョンのブレスレットの写真を見せる。それを預かろうというソナの言葉をさえぎり、不渡りの危機に瀕するジェイタウンを救うのが先だ言うサンヒョク。そしてテヤンと３人で暮らそうと自分勝手な理屈を並べる。

ジェギョンの記憶喪失が、捜査を逃れるための嘘だったことが分かる。テグクに追及されたジェギョンは、ソナがビンナでありヘランもそのことを知っていると言いだす。にわかには信じられないテグクだが…。ゴップンの事件の目撃者ソジャンが、ジェギョンたちに監禁されていた病院から脱走する。あわてたジェギョンはスチョルに捜索を命じる。

ジェギョンが依頼したソナとヘランの親子鑑定の結果が届く。しかし鑑定結果には親子関係は存在しないとあり、テグクは激怒する。ジェギョンの動きを知ったヘランが手を回したのだ。ソナはサンヒョクから証拠の動画を手に入れるが、サンヒョクの姿は編集で消されジェギョンだけが映っていた。ソナとジェミンは卑怯なサンヒョクに呆れる思いだ。

ソナたちのソジャン救出作戦は成功し、目撃者と彼が撮影した映像がそろった。サンヒョクの姿は消されているが、ソナとジェミンはひとまず警察に動画を提出、あわせて背任と横領でも捜査を依頼する。警察に連行されるジェギョンを見て、すべての罪を償うまで許さないと心に誓うソナ。一方ジェギョンは取り調べで、動画はフェイクだと言い募る。

提出された動画は編集されているため証拠能力がないと分かる。しかし、ソジャンが持っていた動画の原本がソナに送られてきた。これでサンヒョクも取り調べを受けることになり、さらに動画はネット上で拡散しテグクは頭を抱える。このままではジェギョンに拘束令状が出される。万策尽きたテグクはスチョルを呼び、ジェギョンを頼むぞと言うが…。