実父の出現、母親の病気。混乱するチンヤオを励ましたのは、ずっとそばにいたティンホアだった。

早くも後宮の恐怖を痛感した甄□（しんけい）。彼女は温侍医に夜伽をしたくないと胸の内を明かす。

暗がりで出会った男に見初められてしまった甄□（しんけい）。しかし男の正体は雍正帝だった！

少しずつ回復する甄□（しんけい）に訪れた出会い。彼女は果郡王と名乗る男と約束をするが…。

皇太后から賜った縁談で金家の息子・金元宝と江家の娘・江暁萱との結婚が決まる。

鵞眉山から都へ出てきた玉麒麟は武芸の達人。

江暁萱になりすまして金家に潜入した玉麒麟。

夫婦は婚礼三日後に、南京にある花嫁の実家を訪問する旅に出ることに。

金元宝の体に月の形のアザがあるのを見て間違いなく養母の実子だと確信した玉麒麟。

宿で山賊に襲われるも得意の武芸で反撃し、金元宝と共に逃げ出した玉麒麟。

雪児と名乗った江暁萱は、協力を申し出た顧長風に李俊の居所を探してもらうことに。

山賊に捕まった金元宝を助けにやってきた玉麒麟は、彼と二人で馬に乗って逃げる。

小さな飲食店を営む我が家に辿り着いた玉麒麟は、ついに金元宝を養母・王慧蘭と引き合わせることに成功。

井戸に身投げしようとした江暁萱の代わりに、顧長風が誤って井戸に落下。

玉麒麟の協力で婦女誘拐・人身売買の拠点を突き止めた金元宝。

金夫人が満月の夜に琴の演奏会を開くことを提案。演奏会で琴の腕前を披露しなければならなくなった玉麒麟は…。

玉麒麟のことばかり考えてしまうようになった金元宝は、顧長風が調合した恋煩いの治療薬を飲んでみることに。

玉麒麟を好きなものの素直な態度が取れない金元宝。彼のイジワルで玉麒麟は金夫人の誕生日の祝宴を切り盛りすることになってしまう。

金元宝が養母の実子だという確かな証拠を手に入れたい玉麒麟。

玉麒麟が江暁萱の身代わりとなっていることが江夫人にばれてしまった。

金元宝、玉麒麟、顧長風、江暁萱の四人は東?河村を訪れる。

賊のアジトから逃げ出し、四人は無事に都へ戻る。

邸内の池で喜児の死体が上がり、彼女が自殺したと考えた玉麒麟と江暁萱は後悔の涙に暮れ、金家を出ていくことにする。

喜児殺しの容疑者として勾留された玉麒麟を救うため、金元宝は寝食を忘れて捜査に没頭する。

コウ国の都・風鳴で経史庫の司庫管・宋神書（そうしんしょ）と十一侯の一人である独孤侯（どっここう）が殺された。その下手人は梧桐酒舗を営む丁寧（ていねい）と長孫浅雪（ちょうそんせんせつ）。遡ること10年前、コウ国と烈国が天下を争う中、巴山剣場・剣首の梁驚夢（りょうけいむ）はコウ（こう）王・元武（げんぶ）に味方するも彼に裏切られて命を落とした。そして今、梁驚夢の遺志を継いだ丁寧と長孫浅雪の復讐が動き出す…。

宋神書（そうしんしょ）と独孤侯（どっここう）の殺害事件を捜査する監天司の司首・夜策冷（やさくれい）と神都監の監首・陳玄（ちんげん）は、殺害に梁驚夢（りょうけいむ）の磨石剣法と九死蚕神功が使われていることに気づく。そして、あることから梧桐酒舗に疑いの目を向ける。一方、烈国・剣炉の生き残りである趙四（ちょうし）は、夜策冷（やさくれい）に討ちとられた弟弟子・趙斬（ちょうざん）の位牌から孤山剣蔵の手がかりを見つけて…。

両層楼の楼主・王太虚（おうたいきょ）は丁寧（ていねい）を気に入り錦林唐との宴に同行する。その結果、李道機（りどうき）によって白羊洞に入門を許された丁寧は、修行者としての第一歩を踏み出す。実は陽の気が強すぎる陽亢難返の丁寧は修行すれば寿命を縮めてしまう運命。だが、彼は最終的に最高峰の岷山剣宗で続天神訣を会得し、その運命を変えようとしていた…。

白羊洞に入門した丁寧（ていねい）は大師兄の姜黎（きょうれい）に歓迎され、青藤剣院の南宮采菽（なんきゅうさいしゅく）に気に入られるが、二師兄の孫醒（そんせい）には敵意を持たれる。そんな中、彼は経巻洞で霊源大道真解と野火剣経を読んでわずか半日で修行者の最初のレベルである第一境に達し、弟子たちを驚嘆させる。そして、これを喜んだ洞主の薛忘虚（せつぼうきょ）は彼に末花剣を授けることに…。

長孫浅雪（ちょうそんせんせつ）は魚市の仲介人である商家の令嬢を訪ね、孤山剣蔵の情報を探る。一方、虎狼軍の総帥・梁聯（りょうれん）は錦林唐を滅ぼした両層楼と丁寧（ていねい）の暗殺を画策。その結果、刺客に襲われた仲間のうち王太虚（おうたいきょ）と丁寧だけが生き残り、二人は再び命を狙われる。すると、弟子の危機を知った薛忘虚（せつぼうきょ）が自ら助けに現れ、第七境の実力を見せつけて…。

梁聯（りょうれん）と夜策冷（やさくれい）が孤山剣蔵の情報を持つ雲水宮の宮主・白山水（はくさんすい）を追い始める。そして、獅子巷で待ち伏せするが、二人とも彼女を取り逃がす。一方、長孫浅雪（ちょうそんせんせつ）は自ら白山水に扮して梁聯と戦い、本物の白山水に助けられると、彼女に孤山剣蔵の情報を求める。また、早くも第二境に達した丁寧（ていねい）は青藤剣院の祭剣試煉に臨むことになり…。