退職に追い込まれた江君は、杜磊に誘い出されて食事を共にする。しかし花を持って家に入る姿を袁帥に見られ、男とデートをしていたと勘違いされる。杜磊の助言をもとに科朗の不正の真実を知る、新たな証言者を探す江君。しかし、急遽MHと科朗が契約を結ぶことになり、準備も進んでいた。 その後、江君は袁帥からスピーチ大会で原稿を盗んだことを謝罪され、彼が原稿を盗んだのはわざとではなかったと聞かされるが…。

科朗の件が無事に解決したお礼に、袁帥に食事をおごる江君。食事したあと袁帥と江君は景品の鍋をもらうためにカップルで写真を撮るイベントに参加する。しぶしぶ参加した江君を、袁帥はからかいながら写真を撮る。その夜、取り引き会社との飲み会に呼び出された袁帥は、部下の蘇暢から女心をつかむための方法を伝授される。そして次の日、旺財を利用して江君を部屋に誘い出した袁帥は、仮病を装って江君をこき使うのだった。

袁帥は新人アナリストのチームを作り、江君たちは万星娯楽へデューデリジェンスに行く。江君がトイレに向かうと、女の子がトイレに閉じ込められていた。江君は女の子を救うが、警備員に不審者と疑われてしまい、調査会議に参加できなくなってしまう。しかし、報告書を提出するため、江君は独自の方法で万星の社長・万山の秘密を聞き出す。一方、徐莉は憧れの李小川とデートをするものの、彼が年下だと知って驚く。

万星娯楽に不信感を募らせる江君だったが、その根拠を出せと言う袁帥と言い合いをしていたところ、部屋に喬娜が入ってきた。会話がヒートアップし顔を近づけて言い合っていたことで関係を誤解されたのか、江君は喬娜に目をつけられる。一方、杜磊は父親の誕生日パーティーを訪れるが、父親に冷たくあしらわれてしまう。江君は万星娯楽の闇を暴くため、トイレに閉じ込められていた唐心に万山についての話を聞くが、思いがけない事実に驚くのだった。

江君は夜道を歩いていると、怪しい男に声をかけられ携帯を奪われてしまう。袁帥はケガをして帰ってきた江君を見て、万山の件には関わるなと叱責する。一方、裏で杜磊は万山に近づいていた。江君が気になる杜磊は本を渡すため会いに行くが、袁帥に出くわし、言葉の応酬をする。杜磊は袁帥に殴られるが、リンダはその傷を見て、状況を怪しむのだった。杜磊に暴力をふるったことで袁帥と江君は冷戦状態に。そんな中、江君の家の水が出なくなり…。

江君は唐心が万山を告訴したというネットニュースを目にする。突然の事態に困惑するＭＨの社員だったが、袁帥の指示のもと新たな業務に取りかかる。しかし、江君に嫉妬心を燃やす喬娜は、腹いせに大量の書類整理を江君に託す。一方、万山はベッド写真を使って唐心を脅し、訴訟を取り下げるように仕向けていた。唐心の協力も得られず絶対絶命のピンチに陥った江君は、袁帥の知り合いがスマホのデータを復元してくれると聞き、彼の元を尋ねるが…。

万星娯楽のセクハラ事件を経て、江君と袁帥の距離はグッと近づく。袁帥が江君を自宅に招き手料理を振る舞うと、２人は過酷な日常をしばし忘れ、無邪気に思い出話に花を咲かせるのだった。一方、徐莉はあの手この手で李小川の気を引こうとするが、一向に成果が見えない。万策尽きた徐莉は自分に代わって李小川を映画に誘うよう江君に頼み込む。その結果、なぜか江君、袁帥、徐莉、李小川の４人で映画を見に行くことになり…。

江君はひょんなことから袁帥が自分の部屋の大家であることに気がつく。だまされたと感じた江君は袁帥に部屋を出ていくと告げる。江君のためを思ってしたことが裏目に出てしまった袁帥だが、江君が激怒する理由がいまいち分からない。そんなある日、袁帥が北京へ出張中、馬修然が江君を酒癖の悪い万博の秦社長との飲み会に連れて行く。酒に弱い江君だが、お得意様の手前、強い酒を断れず飲み干してしまう。そこに慌てて駆けつけたのは…。

泥酔した江君が目を覚ますと、そこは出ていったはずの702号室だった。江君は徐莉から「袁帥は昨夜、江君を心配していた」と聞かされる。その日の出社後、江君は袁帥に後押しされて「今後業務外の仕事を頼めば、范総裁に訴える」と馬修然に告げる。就業後、袁帥は江君にだましていたことを謝罪し、二人はやっと仲直りをした。しかし、702号室に戻りたいと言い出せない江君。なんとか袁帥を夕食に誘い、部屋の空き状況を確認するが…。

無事に702号室に戻ることができた江君だったが、袁帥のせいで702号室に戻ったことが徐莉にバレてしまう。江君は徐莉にコンビニに呼び出されるが、袁帥も李小川に呼び出されていた。一緒にコンビニへ向かった２人は、李小川から彼が開発した婚活アプリの話を聞かされる。開発資金を得るため投資者を探しているという李小川に袁帥は婚活アプリは向いてないと冷たく切り捨てる。李小川を助けたい徐莉は、江君に杜磊を紹介してほしいの頼むのだが…。

李小川は開発中の婚活アプリについて、杜磊から投資を受けることになり、感謝の意を込め、杜磊と世話になった江君、徐莉を食事に招くことにする。だが、江君、徐莉が李小川に指示された場所に到着すると、そこは人里離れた山の中だった。そこに李小川が杜磊と共に車に乗ってやってくる。李小川は戸惑う３人にそれぞれ大きなリュックを手渡し、自ら企画した「食事会」について説明すると、あきれ顔の３人を尻目に山道を歩き出した。

江君は洗面所の水道管が壊れているのを発見する。急いで袁帥に修理を頼み、水道管を修理してもらうが、袁帥は腹痛に襲われ、顔面蒼白となっていた。江君は袁帥が虫垂炎ではないかと疑う。袁帥は大事な会議が終わったら江君と病院に行くと約束して、痛みを抱えたまま出勤する。一方、物件探しをしていた李小川、徐莉、杜磊は理想的な物件を見つけるが、家賃が高いため値引き交渉をしていた。するとリンダから電話が入り、杜磊は父親の元に呼び出され…。

袁帥は手術を終え、無事退院して家で静養をしていた。そんな中、蘇暢に恋人から上海へサプライズ帰国をしたと連絡が入る。ＭＨの取締役だとウソをついていた蘇暢は、慌てて袁帥に相談し、家を交換してくれないかと持ち掛けるのだった。そこで袁帥は、何とか江君の家に転がり込もうと策を講じる。一方、李小川と徐莉は事務所設立のお祝いで串焼きの屋台へ。食事を始める前に小川から話があると言われた徐莉は期待に胸を膨らませていた。

まさかの同居生活を送る袁帥と江君。そんなある日、李小川の婚活アプリ「西部世界」のオフィスが完成し、パーティーを開くことになった。偶然にもその日は杜磊の誕生日であることが分かり、江君と杜磊は２人で誕生日を祝う。だが、江君の帰りを待ちわびる袁帥から“傷口が痛い”とメールが届き、江君は慌てて家に戻り、杜磊は１人残される。急いで家に帰った江君は、袁帥の機嫌を取ろうと、料理を温めるのだが、思いがけないハプニングが起こるのだった。

李小川が開発した婚活アプリ「西部世界」初のオフラインデートイベントの開催が決まった。小川の声かけで、杜磊、江君、徐莉が手伝いを兼ねてイベントに参加する一方で、袁帥は小川から誘いの声がかからず、へそを曲げる。それでもイベントの行方や杜磊と江君の仲が気になる袁帥はイベント会場に潜入。結局、杜磊と江君に見つかり、そのまま参加することになる。そこにリンダから杜磊に父親が倒れたと電話が入り、杜磊は急きょ駆けつけることになり…。

父親の見舞いに来た杜磊は、父親に「養子縁組を解消してもよい」と言われる。一方、袁帥に恋人がいると聞いた喬娜は、「接待だ」と嘘をつき袁帥を食事に誘う。しかし「初雪が降る」と聞いた江君も袁帥と家で火鍋を食べる約束を取り付けていた。袁帥は江君に「すぐに帰るから待つように」と言うが、袁帥はなかなか帰宅しない。江君が袁帥に電話をすると、喬娜が電話に出た。怒った江君がクローゼットをあさっていると、そこには秘密の箱があり、江君が中を見ると…。

初雪の夜、想いが通じ合った江君と袁帥。我慢できずキスをしながら家に帰ると、そこにいたのは、驚いた表情で２人の様子をスマホで録画していた李小川だった。結ばれて初めての朝を迎える２人は共に朝食を取り、出社したあともラブラブな雰囲気に包まれていた。一方、袁帥にフラれた喬娜は、２人の様子が怪しいことに気づく。そして江君に残業をして資料を作成するように命じるのだった。そんなある日、喬娜が客先に提出した融資案に問題があることが分かるのだが…。

辞職がかかる袁帥と喬娜は徹夜で新しい融資案を作ることに。作り上げた朝、喬娜は袁帥と戦友としての友情を確認し合い、袁帥と江君がキスをしている写真を削除する。袁帥の役に立とうと新しい顧客の開拓に励む江君は、仕事の問い合わせの電話を受け、その顧客と会うことに。だがそれは罠であり、江君に薬を盛った犯人は江君がホテルのベッドで寝ている写真を杜磊の携帯へ送る。その頃、プレゼンを終えた袁帥は江君の姿が見えず、電話をかけるもつながらずにいた。

袁帥と江君は上海で一緒に新年を迎える予定だったが、袁帥が突然、香港へ出張に行くことになってしまった。その頃、帰省するためにタクシーを待っていた徐莉は、ある事故を目撃し、李小川に自分の気持ちを伝えようと西部世界で残業をしていた小川の元に戻る。一方、江君は袁帥がいつ上海に戻ってくるか分からず、一緒に年を越すのを諦めて１人で実家に帰ろうとしていた。最終便の飛行機の中で眠ってしまった江君が目を覚ますと、隣にいたのは…。

江君の実家にやってきた袁帥は、江君の母に気に入られるため、買い物や料理を進んで買って出るなど、あれこれ奮闘する。一方、江君の母は江君と袁帥の仲むつまじげな様子を見て、２人は上司と部下の関係ではなく、恋人同士ではないかと疑い始める。母は真相を突き止めようとカマをかけるも、２人は必死に取り繕って煙に巻こうとする。ところが、袁帥が発した一言が誤解を生み、江君の母を激怒させてしまい、事態は思わぬ方向へ進んでいく。

江君の母親から江君の父親の死にまつわる話を聞かされた袁帥。食品の品質に問題が起きたという話に疑問を抱き、江君の母に、Ｃグループに買収された時の契約書を見せてほしいと願う。そして真相を暴くために静かに動き始め、情報をもとに蘇州へ飛ぶのだが、そこで偶然、杜磊に出会う。一方、仕事始めを迎えたＭＨに林泰墨が副総裁として戻ってくる。だが、林泰墨に媚を売っていた馬修然が突然、左遷されるなど、新年早々、会社には不穏な空気が漂い始める。

袁帥と杜磊は賭博場で曹恒を見つける。２人が曹恒に江南風味の買収の真相について問いただすと、江南風味の買収にはリンダが関わっていることが分かるのだった。袁帥と杜磊はそれぞれさらに調査を深めていき、黒幕の存在とその正体をつかむ。その頃、職場へと復帰した林泰墨は江君たちに新たな仕事を任せていた。その仕事のリーダーに江君が指名されたことに不満を持った沈馨は、林泰墨からの言葉によってある行動を起こす。

袁帥は突然「賄賂を受け取った容疑がある」と告発され総務部の調査を受ける。調査会で、林泰墨は袁帥が晨新の朱又一から賄賂を受け取ったことを指摘し、朱又一も袁帥にリベートを払ったと供述する。林泰墨は袁帥に「今すぐＭＨを離職して、二度と中国に戻るな」と命じ、袁帥は仕方なく会社を去る。江君はなぜ突然解雇されたのか理由を尋ねるが、袁帥は真実を隠し一方的に別れを告げる。翌朝、江君が出社すると袁帥の代わりに新しい取締役がやって来たが…。

袁帥と杜磊は江耀明の死の真相を暴くため共闘していた。袁帥はGE会長に計画への協力を仰ぐことに成功するが、見返りとして意外な条件を提示される。一方で、江君は袁帥の収賄を信じておらず、朱又一の会社を訪ねていた。そして、袁帥は何かの目的のために動いており、仲間がいるということを知る。更に江君は疑わしい動きをする杜磊の事務室にレコーダーを仕掛けることに。そして録音を聞き、袁帥の目的と彼を手伝う者の正体を悟るのだった。

袁帥は杜磊の協力を得て、江耀明の死の真相に迫る証拠を手に入れ、リンダを問い詰める。当初はシラを切っていたリンダも袁帥の鋭い追及を受け、良心の呵責に耐えきれず、袁帥に真相を明かすのだった。だが、その一方で、黒幕である林泰墨は巧みに立ち回り、袁帥たちは彼の事件への関与を立証する決定的な証拠をつかめずにいた。そうした中、ＭＨ投資銀行部の株主総会が始まる。そこに収賄の疑いでＭＨを追われた袁帥が突然姿を現した。

袁帥は江君に事情を説明しようとするが、怒った江君にビンタされてしまう。なんとか機嫌を取ろうとする袁帥だったが、まともに口を効いてもらえない。江君は父親の事件が解決したため実家に帰ると、一線牽の譲渡契約書を持って来た袁帥に「ある場所に連れて行きたい」と言われる。一方、徐莉がスマホで西部世界の新作発表会を見ていると、李小川が会場を飛び出して、自分の元に向かって来た。とまどう徐莉を李小川は水族館に連れて行き…。

江南風味買収の内幕が世に明かされたあの頃から２年後。それぞれの環境は変化を遂げ、袁帥と江君は仲良く同棲をしていた。ＭＨで昇進を果たした江君は、上司である杜磊から新たな仕事を任されるが、客先でライバル会社ＧＥの担当者が袁帥だと知ることに。一方で徐莉は小川と結婚し、妊活に励む日々を過ごしていた。妊娠の兆候が出た徐莉は病院で江君に人生の話をする。もっと袁帥のそばにいろと言われた江君は、未来について悩み始めるのだった。

杜磊は江君が袁帥の力を借りて八奚のローン審査を通したことを知ると「いくら恋人同士でも、他社の人間に協力させるとあらぬ疑いをかけらられる」と江君を叱り、罰として報告書を作成させた。残業の多さに江君は倒れてしまい、袁帥から１週間の休暇を命じられる。江君は見舞いに来た徐莉から妊娠検査薬をもらい、隠れて検査をしてみる陽性反応が出た。検査結果を知った袁帥は自分が父親になれると浮かれているが、江君の表情は曇っていき…。

ＳＫＬへの見積価格が部外者に漏れたことで、杜磊は担当者の向鼎と沈馨に責任を取るように迫る。沈馨は自分たちがリークしたのではないと主張するも、杜磊から江君の解雇を匂わされ、MHから退職することを心に決めるのだった。休暇から職場へ戻った江君が事の真相を調べ始める一方で、仕事に没頭する江君の体を袁帥はひどく心配する。だが仕事に打ち込みたい江君は、袁帥に干渉しないでくれと言い放ち、２人の間に溝ができてしまうのだった。

情報漏洩の件で詰め腹を切らされた沈馨と向鼎のために真相究明に動く江君に、袁帥は杜磊が故意に２人を退職に追い込んだ可能性が高いと告げる。自分の師匠である杜磊を信じたい江君が彼をかばうと、袁帥は腹を立て、江君を責めたため、２人は口論に発展、一夜明けても仲直りできずにいた。だが、それでもやはり袁帥の言葉が気になる江君は、退職した沈馨から事件当時の杜磊の様子を聞き出し、真実の解明に結びつく糸口を得る。