15年前、投資詐欺を働き50億ウォンもの相場差益を手に蒸発したチュ・ウォンギ。大事件だったにもかかわらず、彼は不正腐敗 特別捜査団のチェ・ヒョンギという検事の手を借り中国へと密航したのだった。実はウォンギはハリの友人チュ・ヨニの父で、最近韓国に戻ってきたという噂が。一方ウォンギと手を組み、お金を海外に回しているパク・チュンジェという人物を捕まえることにしたハリたちだったが、仮釈放されたチョン会長の邪魔が入る。

ついにチュ・ウォンギが正式に指名手配され、ハリはパク・チュンジェという社長になりすまし金の隠し場所を見つけようとする。ウォンギを捕まえるため、検察では検警合同捜査本部を立ち上げ、捜査を全面的に進めることになった。一方、ハリが怪しいと考えた次長のギフンはハリをも指名手配してしまう。“一番信じていた人に裏切られる気分をよく知ってるだろう”とチャン検事に話していたハリ。まさかの人物が、まさかの行動に出る。

家族を拉致されたメン係長が、チュ・ウォンギを射殺してしまった。初めて会った人物に指示されたというメン係長だが、その人物にはある特徴があった。一方、チェ・ヒョンギという名前に覚えがあるビョンミンと、チャ・ドンスという名前が引っかかるアリョン。各自調べるうちに、驚くべき事実が明らかになる。ビョンミンはその真実にショックを受け、ハリを手伝うため危険を冒すのだが、それはチャン検事をも危ない目に遭わせることになる。

チェ・ヒョンギ検事の時と同じように、濡れ衣を着せられ自殺に見せかけて殺されそうになったチャン検事。また、ハリがなぜ、この事件に執着しているのかを知ったジヌン、ビョンミンそしてアリョン。そしてハリの正体を知ったチャン検事は驚く。一方、チャン検事が信頼していたユ・ギフン検事長が“あの人”の指示を受けて動いていたことが明らかになる。ハリは、ついに“あの人”の正体を突き止め、殺そうとするのだが…。

１人で“あの人”の元へと向かったハリだったが、ビョンミン、ジヌン、アリョンが助けに来てくれた。ハリは車２台で向かおうと言い、アリョンだけ違う車へと乗せる。一方、意外な方法で“あの人”を懲らしめようと企むハリたち。ついに“あの人”へと一発食らわせるのだが、逃げ切れず逮捕されてしまう。チャン検事は３人を助けようと証言台に立ち、ある録音データを流すが…。“プレーヤー”たちは、一体どうなるのか。

ミンギはイルジュンに、なぜドキュメンタリー映画を撮るのに自分を選んだのかと聞いた。イルジュンの告白にミンギはショックで何も言えず…。

ミンギはイルジュンの自宅に泊まり込み密着取材したいと申し入れた。ミンギはイルジュンの家族が苦手だが、ソヒは快くミンギを受け入れ…。

息子の誤りを告発したイルジュンをソヒは強い調子で批難した。イルジュンがサンリョルを訪ねると、チョ会長と会見させてくれと要求され…。

イルジュンがサンリョルを買収しようとしているという噂が広がる。ブレーンたちは動揺するが、イニョンはイルジュンを変わらず支持し…。

サンリョルはイルジュンを賄賂供与で逮捕しようとするが、失敗する。イルジュンは翌日に記者会見を開き、無償医療を公約として掲げたが…。

ソヒは大統領夫人から、極秘裏に進行中しているプロジェクトについて聞いた。イルジュンのブレーンにはサンリョル、スチャンが加わり…。

大統領候補の合同討論会は、イルジュンの圧勝で終わる。討論会終了後に実施した世論調査では、イルジュンは堂々の２位に上昇するが…。

デイルグループに対し、キム・ギョンモの攻勢が一層強まる。その中でイルジュンは、ギョンモ側の不正政治資金疑惑を対抗措置とするが…。

イルジュンは慶南の選挙戦で2位をキープする。イルジュンの勢いにキム・ギョンモ陣営はさすがに危機を感じてくるが…。

ミンギは大きなショックを受け、イニョンと別れる決心がつく。一方、イルジュンは釜山の選挙戦で大敗。ソヒは激怒するが…。

イルジュンに説得され、ヨンモは涙を流し謝罪した。これを契機にイルジュンはシン・ヒジュと候補の一本化交渉に入り、糸口を引き出すが…。

選挙戦中盤が過ぎる。忠清地方での選挙戦を前に、キム・ギョンモとイルジュンは未来党の長老チョンアムを訪ねるが…。

忠北の選挙戦でイルジュンはシン・ヒジュと1位争いをしながら、キム・ギョンモの猛追撃は止まらない。脅威を感じたギョンモ側は…。

ソヒは大統領夫人に父であるチョ会長の早期釈放を約束してもらう。一方、イルジュンの息子ソンミンが暴行事件を起こし…。

ギョンモは次期国務総理の指名のため、突然、人々の前から姿を消した。その余波で大統領は動揺し、党内外では憶測が飛ぶが…。

デイルグループの秘密資金授受が報道され、パク・ウルソプ議員をはじめとする重鎮たちは、イルジュンに立候補を辞退するよう圧力をかけ…。

パク・ウルソプは党内刷新派と共に、イルジュンの立候補資格の剥奪に取りかかった。すると、未来党は党分裂の危機を迎え…。

ホン記者は実子検査資料を口実に、金品を要求してきた。しかしイルジュンがすぐに反応しないので、チョ・ソヒ側に近づこうとするが…。

イルジュンの支持率が上昇し始める。だが、陣営が大喜びし結束が高まるのとは対象的に、イルジュンはだんだんと孤立していき…。

スアの不倫のアリバイ作りに協力することになってしまうジウン。巻き込まれ倒れてしまうが、それを機に生物教師のジョンウと出会う。ジウンは優しく接してくれるジョンウのことが頭から離れなくなってしまう。スアは平日午後3時から不倫をしているとジウンに伝え、自分らしく生きているだけだと恥じる様子もない。そんなスアに反発するジウンだが、強い否定は肯定の裏返しだとスアに言われる。

ジウンはジョンウのことばかり考えてしまうようになっていた。スアに対して不倫は最低だと話すが、会いたい人には会うべきだと言われてしまう。本心を暴かれたことに戸惑うジウンだが、素直になってみることに。一方ジョンウは、妻とぎくしゃくする日々を送っていた。そんな中、スアはハユンのアトリエを訪ねて自分の絵を描いてほしいと依頼するが、断られてしまう。

チャングクが溺愛するインコを逃してしまったジウンは激しく責められ、インコを見つけるまで帰ってくるなと、家を閉め出されてしまう。日が暮れてもインコを捜してさまようジウンの前に、偶然ジョンウが現れる。優しく気遣ってくれるジョンウに引かれるジウンは、一度別れたあと電話でジョンウの声を聞きながらこらえていた涙を流す。インコ捜しをきっかけにスアとジウンは親しくなり、スアの家にジウン夫婦が招待され…

ジョンウに突き放されたジウンはショックを受け、もう会わないと心に誓う。しかしスアは、会うまいと思えば会いたくなるものだとジウンに語る。スア自身もハユンに突き放されて傷ついていたが、思いを捨てきれずにいたのだった。そんな中、ジウンの高校時代の友人であるミニョンが、スアとヨガ教室で知り合う。3人はミニョンの夫がジョンウだとも知らず親しくなるのだが…

引き返せない道を歩むことになると分かっていながらも、ジョンウに会うことを決意したジウン。2人は毎週木曜日に森で会う約束をする。スアはハユンと結ばれたと思ったが冷たくあしらわれ、ショックを受けて体調を崩してしまう。一方ハユンも体調を崩し、アトリエで苦しんでいた。病み上がりのスアはヨンジェと一緒に回顧展へ行くことになるのだが、ビンナがハユンの元妻だと知り驚く。そして回顧展でハユンとも顔を合わせる。

相手はハユンではないかもしれないと疑いながらもホテルに向かうスア。待っていたのは、やはり別の人物だった。監禁されたスアはジウンに助けを求める。ジウンはチョルと一緒に駆け付けるが、それよりも早くハユンが到着し、スアのそばにいた。その頃、ビンナはハユンの絵のモデルが何者かを察していた。そして絶対に秘密にするようハユンに忠告する。一方ジウンも不倫の代償を恐れつつ、ジョンウとの関係を続けてしまう。