ウジュが刺された事件の背後に悪霊の気配を感じたスミンとギソンは独自に事件を調査し始める。スミンはウジュを病院から連れ出し悪霊払いを試みるものの、悪霊の強さに苦戦していた。そこにウジュを捜しにウンホが現れるが、ウンホは悪霊に襲われてしまう。

悪霊にむしばまれているウジュを救うため悪霊払いを行うことにしたスミン。そんな中、ウジュが病院から連れ去られたと知ったウンホは急いで後を追う。ウジュが運び込まれた建物を見つけて中に入ったウンホだが、ある部屋から異様なうめき声を耳にする。

ウンホと同僚のミソが悪霊に狙われると考えたギソンは、２人を見守るようスミンに指示する。ギソンは過去の資料から儀式の方法を探し出す。スミンからミソを眠らせてはいけないと連絡を受けたウンホ。しかし少し目を離した隙に突然ミソが奇怪な行動を見せ…。

ミソの悪霊払いのため夢の中へ送り込まれたスミン。悪魔が作り上げたその世界で、死んだはずのスミンの母が現れる。悪霊に侵された母を助けようとするも、そこで目が覚めてしまう。ミソの悪霊払いが難航する中、急速に衰えていき絶望的になったミソは姿を消す。

ミソの夢の中に再び入ったスミンは、ついに悪霊を見つける。しかし現実世界では突然スミンが発作を起こし心肺停止になってしまう。一命をとりとめたスミンは、夢の中で見たウンホの姿が頭から離れない。スミンはウンホに以前に会ったことがあるかと尋ねるが…。

悪霊に取り憑かれた看護助手のジェムンは、自分を病院から追い出そうとする看護師に悪霊の力で襲いかかる。ジェムンの様子に異変を感じたウンホはギソンに連絡する。ギソンは634レジアのメンバーを集め、悪霊をおびき出すため病院に聖水をまくことにする。

危険が迫っているウンホを守るスミンの前に悪霊が現れる。スミンたちはウンホを634レジアのアジトへと避難させることに。その頃、負傷したク刑事のもとへ相棒であるチャン巡査が見舞いに来る。そんなチャン刑事はク刑事の自宅にあった不思議な映像を目にする。

ギソンは螺鈿香箱（らでんこうばこ）によって悪霊を封印しようとするが、教区庁の許可が得られないため盗み出してしまう。スミンは８年前の過去が気にかかるがギソンに聞くことができない。一方、ウンホはなぜ自分が悪霊に狙われているのか８年前の事故との関連を疑っていた。

失った８年前の記憶を取り戻したいと考えたウンホは催眠治療を試すことにする。悪霊を封印するための方法を探っていたギソンのもとに634レジアのメンバー、ヨンピルから連絡が入る。そんな中、スミンはク刑事が悪霊に狙われ、付魔（ブマ）者になったことに気づく。

スミンは634レジアを守るため、ギソンの部屋から螺鈿香箱（らでんこうばこ）を取り出して教区庁へ返そうとする。そんな時、付魔者となったク刑事から電話を受けたスミンは、螺鈿香箱を渡さなければ仲間を殺すと告げられる。ク刑事と対峙したギソンはある言葉を口にする。

記憶を取り戻すことを受け入れたスミンとウンホは、学生時代の記憶を辿る。医大生だった２人は医療奉仕を通じて親しくなる。ウンホがＮＧＯを志望していることを知ったスミンは、ウンホに会うため面接に向かう。再会した２人は夢を共有し、結婚を約束する。

悪霊に苦しめられるウンホを救うため司祭になることを決意したスミンは、２人が愛し合った記憶を消してほしいとギソンに頼むのだった。夢から覚めた２人は互いへの思いがよみがえる。そんな中、悪霊払いで犠牲となったギソンから、スミンにある遺言が残されていた。

ウンホはＮＧＯに参加することを理由にスミンから離れることを決意する。呪われたクァク主教のために祈りを捧げたヘミン修道女は、螺鈿香箱（らでんこうばこ）の保管場所を移すことをスミンに提案する。螺鈿香箱の輸送中、ヨンピルが何者かの襲撃に遭って箱を奪われてしまう。

ヘミン修道女はスミンに悪魔払いとウンホへの愛のどちらかを選ぶよう諭す。箱を奪われ、ヨンピルが襲われたことで罪悪感を抱くスミンは、ウンホに自分には残された使命があると告げる。ク刑事の協力が必要だとヘミン修道女に言われたミヨンは、ク刑事の家を訪ねる。

何者かに襲撃されて重傷を負ったヘミン修道女は一命を取りとめる。一方、ヨンピルが悪魔の司祭の手がかりを見つけるが、あと一歩というところで命を落としてしまう。次々に仲間を失い、追い詰められたスミンは教会で騒動を起こし、破門審議にかけられることになり…。

悪魔の司祭を探すスミンの前に死んだはずの母が現れる。母を悪魔の司祭だと信じるスミンだが、悪魔に心を利用されているのだと母に告げられる。一方で悪魔にだまされるなと忠告するヘミン修道女の言葉にスミンは混乱する。スミンが目を覚ますとそこは現実世界だった。

８年前の記憶がないままのウンホを前に、記憶がよみがえったスミンは複雑な思いに駆られる。一方、自殺未遂で病院に運ばれた俳優のジュンホは、下半身不随で歩行が困難となったことで悲観的になっていた。そんな希望を見いだせないジュンホは悪魔に支配されてしまう。

ジュンホの家を訪ねたスミンとギソン。悪魔の力で歩けるようになり、元の体には戻りたくないと言うジュンホを説得し、２人は悪霊払いの儀式を始める。ところが悪魔の計略によって634のメンバーは警察に捕まってしまう。スミンは何とかその場から逃げるのだが…。

螺鈿香箱（らでんこうばこ）が壊れ、悪魔を逃したスミンは途方に暮れる。そんな中、病院では人が次々に倒れ騒然となる。ギソンは、悪魔による疫病が原因だと話す。ヘミン修道女が秘密裏に帰国したと聞いたギソンはヨンピルに彼女の居場所を探りに行かせるが、連絡が途絶えてしまう。

夢の中で会ったジェムンが司祭として現れ、スミンは夢が現実になることを恐れる。一方、ジェムンはヘミン修道女が、スミンとギソンのどちらかが付魔（ブマ）者になる夢を見たと告げる。悪魔に襲われたミヨンとク刑事は、悪魔に「また会おう」と言われたことが気になっていた。

付魔（ブマ）者となったウンホを助けるべく、悪霊払いを試みるスミン。しかし悪魔は“殉教者のナイフ”でウンホを刺し殺せば多くの人が助かるとスミンに告げる。だんだんと弱っていくウンホは自らを犠牲にしてでも人を救いたいと、自らナイフを手にするのだが…。

MSカンパニーの後継者パク・シヒョン。妹のユナに会うため5年ぶりに帰国したが、会わない間にユナは“オタク”になっていた…。

ヒョンジングループの末息子チ・ソングは招待された人だけが登録できるサイトを運営しており、女性を暴行する動画を載せていた。ソングが新たに狙ったホ・ユニという女性にも暴行し、ひき逃げ事故として処理しようとしたが、彼女は生きていて…。一方、ソングを追うハリたちだったが、危ない目に遭ってしまう。ヒョンジングループのチ会長をゆするため、あらゆる面から作戦を実行するのだが一筋縄ではいかない。彼らの運命は？

チャン検事がハリたちを監禁しようとしたことをきっかけに、チャン検事らと手を組むことになったハリたち。次のターゲットは華陽物産ナ・ウォナク社長。彼は違法格闘賭博場を運営しており、そこでは巨額の現金が飛び交っているという。一方、選手を管理しているエージェントに扮したハリはナ社長に接近し、ジヌンを選手として出場させることに。金と暴力が全てを解決すると思っているナ社長を痛い目に遭わせられるのだろうか。

違法賭博場の試合に出ることになったジヌンだったが、負けそうな雰囲気になりナ社長が秘書にあることを命じた。ナ社長に一杯食わされたハリたち。一方、ナ社長が進めているマンション建設による乱開発への抗議で、ジヌンの兄が倒れてしまう。普段あまり感情をあらわにしないハリが、自分の二の舞にならないよう“感情的に動くな”とジヌンを説得。作戦を練ってナ社長を討ちに行くハリたち。果たして成功するのだろうか。

次なるターゲットはウンヒョン建設のパク・ヒョンジョン社長に。彼は刑事に賄賂を渡し、工事資金を膨らませリベートを横領していた。彼の腹を満たしているのは一体誰なのか、チャン検事とハリたちは探っていく。一方、電車でスリで捕まりそうになったヨンジを助けたアリョン。２人は児童養護施設育ちで、アリョンは彼女に悪いことはやめて施設に戻るよう説得するのだが、アリョンの元仲間がヨンジを拉致しアリョンにある仕事をさせる。

パク社長の裏金を載せたトラックをアリョンが運転しているのを見たハリ。数日前からアリョンの様子がおかしいことに気付いたハリは、ヨンジがいた児童養護施設の院長を調べる。一方、チョン会長の空いた席を狙うペク・ソンという人物が今回の件の黒幕だと分かったハリたち。しかし彼は表には全く出てこず手掛かりが何もない状況だった。やっとペク・ソンの正体が分かったハリたちだが、思ったより手ごわく大勢と絡んでいて…。

麻薬容疑の疑いで逮捕されたヤン・ヘジュは、大統領候補のキム・ソンジン議員に性暴行を受けたと主張している。ヘジュの母が１人でデモを行っているところに弁護士のチン・ヨンジュンが遭遇し、弁護をすることになった。一方、ペク・ソンが刑務所内で殺害され、ハリたちはナム社長を追うのだが、なかなか見つからない。キム議員の不法選挙費用を暴くためハリたちとチャン検事は捜査を進めるのだが、予想外の人物が黒幕だった。

キム議員の妻リュ・ヒョンジャの秘書であるス・ハンナは内部告発しようとするのだが、チン弁護士が黒幕だとは知らなかった。一方、キム議員の悪い噂を広める計画を立てたハリたち。ついにチン弁護士に令状が発付され、キム議員の妻も取り調べられることに。ついにチン弁護士がハリの正体に気付く。検事長まで金で操られている中、ハリたちはチン弁護士をはじめとする悪い人たちを捕まえられるのだろうか。

ついにチン弁護士の裏帳簿を手にしたハリ。“検察は信じられない”と帳簿を手に１人で計画を練って行動するのだが、交通事故に遭ってしまう。病室にはハリを殺そうとチン弁護士がやって来る。自白をするも、盗聴器は探知機に反応してしまい使えなくなってしまうのだが意外な物で録音がされていて…。一方ついにチン弁護士をはじめ検事長、次長を拘束することに成功したチャン検事だったが、まだ“あの人”の正体は分からず…。