韓国ドラマ 「スマイル・アゲイン」完全攻略ガイド〜プレイボール! 恋のウイニング・ボールは誰の手に!?
高校時代、女性ながら野球部員だったダンヒ。彼女が初めての恋に気付いたのは、相手が去ってしまってから。その傷はあまりにも深く、社会人になっても恋に臆病になっていました。しかし憧れのジェミョン、初恋のハジンに再会したことで止まっていた彼女の時計は、突然、動き出します。ダンヒは再び恋のピッチャーマウンドに立つことになります。 |
'99年春、野球場では高校生の試合が行われていました。ナムイル高のユン・ジェミョンが次々とバッターを三振に倒していく中、ミョンソン高ベンチには彼に憧れの視線を送るダンヒがいました。スタンドではボーイフレンドのハジンが身守っているというのに…。しかしハジンはユガンと駆け落ち、ダンヒの初恋は終わりを告げます。7年後、ダンヒはソフトボールに情熱を注いでいました。試合を見学に行ったスイスで、思わぬ再会を果たします。
体育会系女子で復帰したキム・ヒソン
「悲しき恋歌」の後、映画『THE MYTH/神話』でジャッキー・チェンと共演。1年ぶりにドラマにカムバックしたキム・ヒソンを見て、まず視聴者が驚いたのは彼女の運動神経の良さ。美しく淑やかなヒロインを多く演じてきた彼女ですが、実は10代の頃は韓国版“芸能人スポーツ大会”で大活躍していました。今回、野球選手を演じるにあたって、韓国の女性野球選手第1号アン・ヒャンミ選手からアドバイスをもらい、芸能人野球チーム「プレーボーイズ」でトレーニング。俳優コン・ヒョンジンがコーチになり、特別速成コースでフォームを特訓したそうです。
イメージチェンジ宣言をしたイ・ドンゴン
「ランラン18歳」や「ガラスの華」の御曹司やエリート役のイメージが定着していたイ・ドンゴン。「これまでの貴公子のイメージに飽きてしまって」と、このドラマを機会にイ・ドンゴンはイメージチェンジを宣言。苦労や下積みを経験し、卑劣な取り引きもためらわないハジンに新鮮さを感じたそう。そんなワルながら心の底にある純粋さをふと見せてくれるのが、あの涙の演技。“最高に美しい涙”と評判になった「パリの恋人」の時よりも、今回は深みが増したのではと彼自身も語っています。
コ・スのアドバイスが支えたイ・ジンウクの演技
ソン・イェジン主演の「恋愛時代」でデビューを果たしたイ・ジンウクにとって、「スマイル・アゲイン」は2作目のドラマ。それまで多くのCMに出演していますが、俳優としてはまだまだ新人。今回の準主役は緊張の連続でした。そんな彼を支えたのが、「グリーンローズ」などに出演したコ・ス。コ・スは事務所の先輩で、現在、公益勤務中のため、電話で演技に対するアドバイスや、自分の新人時代の経験を話し励ましてくれたそうです。
スイスの小さな村を揺るがした「アルプスの恋人」!?
ダンヒ、ハジン、ジェミョン、ユガンは高校時代以来、初めてスイスで再会します。ハジンがパラグライダーをしたり、ジェミョンの自殺を止めるシーンはルツェルン湖畔の村ベッギスで撮影されました。ふだんは4000人にも満たない小さな村。そこに韓国から約60人のスタッフが来たもので、村では何ごとかと大騒ぎに。ちょうど近くではサッカーのブラジル代表がトレーニング中で、チームのファンたちがこのロケ現場にも見学に来て、警察まで動員されたそうです。