テソプに対抗できる唯一の議員であるファン・ジニョンと出会ったヒウは、彼に不正を暴くための資料を渡し国会で問題提起をしてもらうことに。その資料には高官子息の兵役逃れや麻薬事犯、性接待の関与者が実名で記載されていた。ファン議員が国務大臣候補の聴聞会の席でリストに記載された実名を読み上げると、話題騒然となる。一方、チョンハグループでは父ゴニョンの体調がすぐれず、後継者選びが始まったが…

自分の死が近いことを悟ったキム会長は、ヒアに自分が亡きあとのチョンハを背負っていくよう頼む。チョンハの経営への介入を狙うテソプは、長男のヨンジュンを後継者として選ぶように迫るが会長は首を縦に振らない。それどころか会長はテソプの検事時代の不正もみ消しの件を突き付け、政治との癒着は自分の代で終わらせたいと告げる。事が思いどおりに進まずいらだつテソプは、チョンハ病院の院長を使って…

次期検事総長の座を巡って東部地検のユン検事長と自分をてんびんにかけているテソプに腹を立てたソクフンは、ひそかに反旗を翻そうと動き始める。ヒウはそれを利用してテソプに接近し、２人の関係を引き裂くための計画を練る。ソクフンはテソプの裏金の出どころであるパンド銀行の不正を暴きテソプを失脚させようとするが、その不正に自分の息子ヨンイルが関わっていたという衝撃の事実が判明する。

ＪＱ建設の捜査に携わった東部地検の検事ク・スンヒョクはドクターＫに襲われるが、ヒウが現場に駆けつけ九死に一生を得る。ギュリとスンヒョクの身を案じたヒウは、テソプの意向に従って２人を捜査担当から外すことに。一方、検事総長の座を巡りテソプから冷遇されたことに腹を立て一度は反旗を翻しかけたソクフンは、テソプが彼を次期総長として内定するよう動いてくれたことに感謝し、改めて忠誠を誓う。

次期総長任命を目前にしたソクフン。だがファン議員による職権乱用の告発、ギュリによるソクフンの妻の脱税告発、そしてハンミによる婚外子暴露が決定打になり失脚させられる。するとテソプは意外にもチョン・ソッキュを次期検事長に据えようとする。一方、テソプの次の標的となったヒアは着々とチョンハ株を回収、サンマンもヒウの指示で作戦を進めていく。そんな中、一度は断ったソッキュがテソプの思惑どおり検事長になり…

中央地検の検事長になったソッキュはヒウをソクフンの捜査から外し、ソンホにも検事を辞めるよう勧めるなど急に態度を変える。しかし実はヒウがテソプを倒すため自分を犠牲にしていたのだった。そんな中、サンマンがチョンハ株を担保に取りＪＱ建設を買収したことを知ったテソプは彼を味方に付けようともくろむ。テソプの側近に脅されたサンマンはヒウへの忠誠心を見せつけ、ビルから突き落とされてしまう。

テソプに宣誓布告し検事を辞職して政治家になる決意をしたヒウは、テソプと同じ選挙区に大韓党から立候補してテソプの本当の姿を国民に暴露する。側近のキム室長は自殺し、ハン室長に過去の犯罪を暴露され窮地に追い込まれるテソプ。国会議員となったヒウは後味の悪い幕引きに疑問を感じる。そのころ、また別の巨悪であるチェワングループの地位を確固たるものにするため、ヒウに刑務所送りにされた人々が集められていた。

チャウンはスルヘにミンホを殺したひき逃げ犯と疑われ逮捕されそうになるが、幽霊たちの活躍で難を逃れる。ぼう然とするスルヘに幽霊の存在を話すチャウン。自分と幽霊たちが映ったドライブレコーダーを捜し出しデータを消すと約束すれば、代わりに真犯人捜しに協力すると取り引きを持ちかける。最初は疑っていたものの、あっさり幽霊の存在を信じたスルヘは承諾し、２人はまずミンホ本人に会って事件当時の話を聞こうとするが…

市民警察隊の担当になったスルヘはチャウンの家を訪れ、加入してチャウンの能力を犯罪捜査に生かしてほしいと頼むが断られてしまう。怒って帰るスルヘの姿を見たゴムは、スルヘが“七星の綱”を持つこと、スルヘがチャウンにありがとうと礼を言えばゴムの“徳力”が上がることに気付く。市民警察隊に入りスルヘと協力するようチャウンを説得するゴムだが、チャウンは首を縦に振らない。そこでゴムはチャウンに術をかけ…

チャウンとスルヘが潜入していたカジノにヒスら警察が踏み込む。無事に逃げ切った２人は、ヨンジュが運営する違法オンラインカジノにアクセスすることに成功するもハッキングは失敗に終わる。改めてソンボクの幽霊から話を聞いたチャウンは、ヨンジュがソンボクのために建てた高齢者施設に潜んでいるのではとひらめく。幽霊たちの手を借りてついに居場所を突き止めたチャウンだが、ヨンジュがナイフで襲いかかる。

スルヘと共に納骨堂を訪れたチャウンは、スルヘの父が祖父サグムが関わった満月殺人事件で殉職した刑事だったと知り驚く。何も知らないスルヘは、サグムのせいで父親が死んだと恨みを口にする。チャウンは本当のことが言えず、スルヘを避けるようになる。そんな時、チャウンは「マジックの神」の企画で人気アイドルのアリスと組んでマジックをすることになる。２人でいるところに、偶然スルヘがヒスと一緒に通りかかり…

麻薬犯たちに捕らわれたスルヘだが、チャウンと社員たちの活躍で無事に救出される。危険を承知で自分を助けに来たチャウンに感動するスルヘ。だがチャウンの家でサグムの遺影を見つけ、チャウンが“インチキ巫堂（ムーダン）”の孫だと気付いてしまってショックを受ける。チャウンもスルヘが真実を知ったと悟り、家を売って町を出ようと決める。そんな２人の現状に責任を感じたゴムは、何とか誤解を解こうとスルヘの家を訪れる。

スルヘと和解したチャウンはＣＭの出演依頼も断り、張り切って市民警察隊に参加する。だがゴムにスルヘを意識しているのだろうと言われてもきっぱり否定する。児童養護施設での労働ボランティアに文句たらたらのチャウンだったが、施設と土地を所有するミンスクと出会い、仲間たちと酒を飲んだことですっかり打ち解ける。酔ったチャウンを支えるスルヘの姿を見守っていたゴムは、スルヘの頭上に輝く北斗七星に気付くのだが…

頭をバットで殴られこん睡状態に陥ったミンスクの霊が、自分を襲った犯人は夫のジョングだとチャウンたちに告げる。実はジョングは最初からミンスクの財産目当てで結婚していたのだった。早速、冥土の使者がミンスクを迎えにやって来るが、このままではあの世に逝けないと断固拒否するミンスク。チャウンとスルヘは、ゴムに冥土の使者の足止めを頼み、時間を稼いでいる間にジョングの犯行を証明しようと奔走する。

スルヘに思いを告げようと指輪を用意したチャウン。交換条件をのんでまで、ライバルのウンギョルから告白成功率120％という指輪マジックを教えてもらう。だがスルヘはヒスとデートに出かけていた。社員たちから報告を受けボウリング場に駆けつけたチャウンはヒスと対決することになり、社員たちの活躍で勝負は大混戦に。その夜、ヒスはスルヘに告白する。指輪を渡そうとスルヘを捜していたチャウンは、その様子を見てしまい…

スルヘが捕まえた男は悪霊に取り憑かれたテチュンではなかった。しかし、男の供述から満月殺人犯にたどり着く。一方、悪霊はゴムと対面していた。チャウンの前世、プンベクへの恨みを口にする悪霊ヘ・チョンム。チョンムとゴムは激しい戦いの末、互いに傷を負う。霊力を失ったゴムは、悪霊の狙いはチャウンだと告げて巫神図の中に戻っていく。チャウンの身を心配するスルヘは、警護のためチャウンの家に寝泊まりすることに。

スルヘを家に残し、グムオクらと共に悪霊チョンムを捕まえに行ったチャウン。あと一歩のところでピンチに陥るが、家を抜け出したスルヘが駆け付けてチャウンを救う。スルヘがチャウンを抱き締めると、チャウンの目が青く光り、とてつもない力を発揮できたのだった。悪霊は壷の中に封印されたが、力尽きたチャウンはその場に倒れ込む。そして１か月後、スルヘは幽霊が見えるようになっていて、チャウンは病院で眠り続けていた。

チャウンは眠っている間に前世を思い出す。スルへの前世のチョンファとチャウンの前世のプンベクは思いが通じ合う。だがチョンファは父である王にチョンムとの政略結婚を命じられる。拒むチョンファに、プンベクは王と民のことを考えよと諭して身を引く。プンベクはチョンムの計略にはまり、軍事機密を流した罪を着せられ流刑されることに。そして流刑地への道中で刺客に襲われたプンベクの元にチョンファが駆け付けるのだが…

スルヘは夢がかなって刑事課に異動となり仕事も恋も順調かと思いきや、前世のことを思い出し自分をお姫様扱いするチャウンの態度に戸惑いを隠せない。チャウンが前世のことでゴムと仲たがいしたことにも納得がいかず、しばらく距離を置こうと告げる。刑事課への異動を歓迎してくれたヒスの態度も少し引っ掛かるものがある。そんな中、事故が頻発するトンネルの前で女性の幽霊と出くわし、チャウン抜きで何とかしようと考える。

正式につきあうことになったスルヘとチャウンだが、有名人のチャウンとは外でのデートもままならない。その上、マジックファクトリーの社員たちからも、自分たちの成仏まではスルヘがチャウンに感謝するような行動を取るなとくぎを刺される。ゴムが成仏すればチャウンの能力も消え、社員たちも成仏するしかなくなるからだ。そうなればチャウンもマジシャンをやめるしかなくなるが、みんなの成仏が最優先だと行動を始める。

スルヘに迫ったり妙なことを口走ったり署内でも急に同僚に殴りかかったりと、様子のおかしいヒス。犯人を射殺したことで心を病んだのかと心配したスルヘはチャンホに話をしようとするが、チャンホがスルヘに対する本音を話しているのを聞いてしまいショックを受ける。弱音を吐くスルヘを励ますチャウンだが、相変わらず恋人らしい行動はおあずけ。そしていよいよ、ドンチョルの結婚式と社員たちとの別れの時間が近づく。

チャウンからのプロポーズを期待していたスルヘだが、別れを告げられてしまう。神降ろしを受け悪霊を退治することを決めたチャウンは死を覚悟していた。イェジの協力でチャウンと再会したスルヘは思いをぶつけるが、その帰りに悪霊に取り憑かれたヒスに襲われる。その時、ヒスの自我が悪霊に抗い自らトラックの前に飛び出す。悪霊は動けなくなったヒスの体を捨ててチャンホに憑依し、チャウンの神降ろしを阻止しようとするのだが…

いつもよりおしゃれをして出勤したコ・ホは、ファン・ジフンに気があるのかと同僚たちにからかわれる始末。異動の撤回を願い出るコ・ホだが、元上司のカン・テホにあっけなく断られてしまう。気まずい中で仕事をするコ・ホは、ジフンとの過去を思い出していた。そんな中、ジフンの歓迎会が開かれることに。無理やり参加させられたコ・ホは、やりきれない思いが込み上げ泣いてしまう。そこへ元上司のテホがやって来て…

何とか働くコ・ホだが、ジフンと女性社員のやり取りを見てもやもやが募る。やり場のない気持ちにいらだつコ・ホ。ジフンも気まずいのか、思わずコ・ホを避けてしまうように。一方、チェ理事から食事に誘われたコ・ホは、かつての上司であるカン・テホや同僚と比べ心の中でこっそり採点していた。そんな中、コ・ホは母の勧めでお見合いをすることに。だが、その場をカン・テホに見られてしまい…

撮影予定の広告にトラブルが発生し、急きょ会議が開かれた。だが、そこでもコ・ホと元彼氏のジフンは意見が対立してしまう。お見合いに失敗して母親にも小言を言われ、踏んだり蹴ったりのコ・ホ。そこへ会食の連絡が入るが、気が乗らないコ・ホは同僚とクラブへ向かうのだった。だが、そこで会社の後輩であるジョンミンと鉢合わせてしまう。何とか切り抜けようとするコ・ホだが、酔ったジョンミンにキスされてしまい…

クラブでのことを覚えているのかいないのか、コ・ホにアプローチするジョンミン。現場を目撃したテホとジフンは、ジョンミンへの当たりが強くなる。そんな中、テホの助けを借りたコ・ホはジフンと共にタレントのもとへと急ぐ。無事トラブルが解決し喜ぶ２人だが、まだ気まずい雰囲気は変わらない。一方、コ・ホからお礼の電話を受けたテホは、心配な気持ちを押し殺し冷たくあしらってしまう。

コ・ホが心配で、彼女のスケジュールまで確認するテホ。海辺での撮影に参加していたコ・ホは、新人の頃にテホと初めて仕事をした時のことを思い出していた。一方、ジョンミンからのアプローチは続き、同僚にも気付かれてしまう。ジョンミンの態度に戸惑う中、食事の席にジフンも合流し更に気まずい雰囲気に。そしてついには、ジフンが元彼氏だということをテホに聞かれてしまい…

ジョンミンと食事に行くコ・ホだが、安っぽい店にがっかりしてしまう。思い切ってデートをしてみたが、自分の勘違いかもしれないと思うコ・ホだった。そんな中、テホはジフンにコ・ホをチームに戻したいと直訴する。だがジフンは、コ・ホを異動させる気はないと拒否するのだった。ジフンはテホのやり方に納得がいかず、２人は対立してしまう。更にジフンはコ・ホからも距離を置かれ、いらだちを隠せずにいた。

社内コンペが開かれることになり、両チームの間にはピリピリした雰囲気が漂っていた。一方、コ・ホとジフンはクライアントのもとへ出向くことに。そこでテホを悪く言われたコ・ホは、同調したジフンに怒りが込み上げ２人は言い争いになる。そんな中、ジョンミンと鉢合わせたコ・ホはとんでもない提案をされ困惑してしまう。そこへチェ理事がやって来るのだが…

ヒヨンにはジョンミンからの提案に乗ってみろと言われるが、きっぱりと拒むコ・ホ。もやもやしながらチェ理事に連れられて客先へ向かうと、そこには他の女性とデートしているジョンミンがいた。ジョンミンの話には耳も貸さず腹を立てるコ・ホ。しかし体調を崩したコ・ホは、サービスエリアに１人残されてしまう。帰る方法がなく途方に暮れる中テホから連絡が来るのだが…